2018/02/17 23:03

イギリス発祥の体の健康のために動物性の食材を取らない「ニュートリショナル・ヴィーガン」を推奨している、

Veganフードクリエイターの門脇令奈です。

 

ヴィーガン料理やスイーツといえば、牛乳の代わりに豆乳やアーモンドミルクなどを使う場合が多々あります。

大豆の食物アレルギーがある方にはつらいところだと思います。

今回、紹介するヴィーガンスイーツは、豆乳を使わず、飲む点滴といわれる「あるもの」を使用しています。

発酵食品でアルコールフリーなので、お子様からお年寄りまで安心して召し上がれます。

 

昨年、義理の両親の銀婚式のお祝いにヴィーガン料理でおもてなししようとレシピをあれこれ計画していました。

すると、突然、義父が「金属アレルギーになってしまったので、お医者様から大豆の摂取を控えるようにいわれた」と連絡が入りました。

ほとんど大豆が入っているレシピを考えていたので、急遽、変更せざる得ませんでした。

 

それまで私は、母が食物アレルギーがあることから、アレルギーに関しては結構知っているつもりでしたが、

金属アレルギーは金属に触れるだけことだけがいけないことだと思っていたので、まさか、

食べ物まで気を付けなければならないことを初めて知りました。

 

義父は美食家で蕎麦打ちの師範でもあり、それまでアレルギーがなかったのに、突然、体質が変わってしまったようです。

銀歯もかゆいことから、全て治療しなおしてかなりのお金がかかってしまったとのことでした。

 

銀婚式のお祝いでメインイベントは、ヴィーガンケーキによるお祝いです。

そもそも私が提唱している「ニュートリショナル・ヴィーガン」は、体の健康のために食事だけヴィーガンです。

この機会に金属や大豆アレルギーの方も安心して召し上がれる、ヴィーガンスイーツを開発することにしました。

 

豆乳やアーモンドミルクを使わずに、何がヴィーガンスイーツに合うのか?!何と何を組み合わせたら美味しいのかあれこれ調べました。

 

そこで発見したのが、「甘酒」でした。

 

ひとくちに甘酒といっても、色々な種類があり、メーカーによっても風味が異なります。

数々試して、またヴィーガンケーキに入れる比率も試行錯誤した結果、

お砂糖・アルコールフリーの「有機玄米甘酒」が一番最適という結論に達しました。

そのまま飲んでも天然の甘さとコクがあり、大変美味しいです。

 

また、食物繊維とポリフェノールが豊富なサツマイモを入れることにより食感がなめらかになり、

栄養価もアップします。 

 

完成した「玄米甘酒入りヴィーガンさつまいもケーキ」は、義理の両親に大好評で、無事に銀婚式のお祝いをすることが出来ました。

大豆や金属アレルギーにも最適な「玄米甘酒入りヴィーガンさつまいもケーキ」ですが、

別のイベントでこの「玄米甘酒入りヴィーガンさつまいもケーキ」を出したところ、まだ0歳の歯がようやく生えはじめた赤ちゃんが

ママにちぎってもらいながら、1カット完食してしまいました。

この結果からも、離乳食にもおススメです。

また、別件でお誕生日のプチサプライズとしても、このヴィーガンケーキは大変喜ばれ大好評でした。

もちろん、ヴィーガンスイーツなので、たまごやバターも使っていません。

そして、小麦粉も使っていないので、グルテンフリーです。

多くのアレルギーがある方でも食べられるスイーツだと思います。

 

たまたま義父が金属アレルギーになってしまったことで誕生した、「玄米甘酒入りヴィーガンさつまいもケーキ」です。

金属アレルギーになってしまった、義父は気の毒ですが、美味しいヴィーガンスイーツが誕生したので感謝したいと思います。

 

是非、美味しい「玄米甘酒入りヴィーガンさつまいもケーキ」をあなたの大切な人と一緒にお召し上がりくださいませ。